Konnichiwa、タイに本移住したジェチャイちゃんです。
タイは観光地として世界中で人気の国ですが、
その名前や文化に秘められた背景を知ると、さらに深い魅力を感じることができます。
この記事では、タイの正式名称やバンコクの本当の名前、なぜ「笑顔みの国」と呼ばれるのか、
そして名前にまつわる豆知識や歴史をご紹介します。タイの奥深い魅力をぜひ感じてください!
タイの本当の名前
タイの正式名称は「タイ王国(Kingdom of Thai)」。現地語では「ราชอาณาจักรไทย(ラーチャアーナーチャック・タイ)」と呼ばれています。「タイ」という言葉には「自由」という意味がありますがあり、他国の植民地支配を受けていたなかった歴史を象徴しています。
1939年までは「シャム(Siam)」という名前で知られていましたが、タイ人自身がより国民性を表現する名前として「タイ」に変更しました。この名前変更には、独立と自由を誇りに思うタイの人々の思いが込められています。
サンスクリット語で『syama』黒色が語源とされていたそうです!
シャム猫ちゃんは、タイ出身です♡
話が逸れてしまいましたが、
その正式な名前は、168文字にも世界各地の地名としてギネスブックに登録されています。
กรุงเทพมหานคร อมรรัตนโกสินทร์ มหินทรายุธยา มหาดิลกภพ นพรัตนราชธานีบุรีรมย์ อุดมราชนิเวศน์มหาสถานอมรพิมานอวตารสถิต สักกะทัตติยวิษณุกรรมประสิทธิ์
Wow
意味を日本語に訳すと、「天使の都、大いなる都、永遠の宝石、インドラ神が建てた偉大な都」となり、美しい言葉で構成されています。現地では日常的に「クルンテープ(กรุงเทพฯ)」と短縮されて呼ばれています。この名前を覚えておいて、タイ人との会話がさらに楽しくなるかも知れませんね;)
タイが微笑みと言われている理由
タイは「微笑みの国」というニックネームでよろしくお願いします。この呼び名背景には、タイ独特の文化や価値観が関係しています。
1.タイ人の笑顔の多さ
タイ人は日常的に笑顔を見せることで知られています。市場や食堂、時にはトラブルの場面でも、笑顔で対応するのがタイの特徴です。重要なコミュニケーション手段として大切にされています。
2.文化を乱す
タイ文化では、争いや感情的な対立を気にすることが重要です。
3.笑顔の種類が豊富
タイには笑顔を表現する言葉がたくさんあります。それぞれの笑顔には異なる意味が込められており、以下のような種類があります:
- ยิ้มแย้ม(イム・イェーム):同じような笑顔
- ยิ้มเศร้า(イム・サオ):悲しいけど笑顔で頑張る
- ยิ้มเยาะ(イム・ヨ):一瞬な笑顔
一見笑顔の種類の豊富さが、タイ文化の奥深いさを物語っています。
4.仏教の影響
タイの多くの人々が信仰する仏教では、感情をコントロールし、冷静さを考えることが重要とされています。そのため、困難な状況でも笑顔を見せることは仏教的な価値観に基づいた行動とも言えますます。
5.観光業があったイメージ
「笑顔みの国」という言葉は、1970年代にタイ観光局が海外向けに展開した広告キャンペーンで広まりました。タイ人の笑顔やおもてなしを強調した結果、観光客にこのイメージが定着したのです。
タイの名前にまつわる豆知識
タイの名字制度
タイの名字制度は比較的新しく、1920年に導入されました。それまでは名字を持たない人も多く、最新のタイの名字は家族ごとにユニークでユニークです。
タイ人のニックネーム文化
1.タイ人の名前が長すぎるためニックネームをつける
タイ人の正式な名前は非常に長いことで知られています。
タイ語の音やリズムに美しい価値があると考えられており、名前の中にたくさんの美しい言葉が込められるためです。
例えば、
- 男性名:ชยพล จิรเดชสุวรรณ (チャヤポン・チラデートスワン)
- 女性名:พิมพ์พิชชา วัฒนากรภักดี (ピムピッチャー・ワッタナコンパクディー)
確かに覚えにくそうですが、誰か名前は家族や親族がその子どもに対して特別な願いや期待を込めたものです。
2.名前はユニークで「一族限定」
タイの名字制度は1920年に導入されました。タイでは、一つの名字は基本的に一族だけが持っている独占的なものです。そのため、名字を見るだけでどの家族や出自かがわかることがあります
これは他の国と大きく異なる点であり、例えば「田中」や「鈴木」のように同じ名前を持つ人がたくさんいる日本とは対照的です。
また、貴族や王族の血筋を表す名前はさらに複雑で長くなりがちで、一般の人々の名前とは一線を画します。
3.ニックネーム文化
タイの人々は、長い正式名とは別に「ニックネーム(ชื่อเล่น)」を必ず持っています。ニックネームは日常生活でほぼすべてのシーンで使われ、簡単でありやすい名前が多いのが特徴です
。由来や傾向を見てみましょう:
- 動物や自然:แกะ(ゲー:羊)、ปู(プー:カニ)、ฟ้า(ファー:空)
- 食べ物:ข้าว(カーオ:ご飯)、น้ำ(ナム:水)、อ้อย(オーイ:サトウキビ)
- 数字や順番:หนึ่ง(ヌン:1)、สอง(ソーン:2)
- 特徴や願い:หมู(ムー:豚=恋人)、แสนดี(サンディー:とても良い)
中には「ポップ」「ジューン」「ベンツ」のような英語のニックネームを持つ人も多く、これらは時代の流行を反映しています。
4.名前の変更が一般的
タイでは名前を変更することが非常に一般的です。 名前には運命を決める力があると信じられており、特に不運が続いたり、人生を変えたいときに名前を変える人が多いです。
名前の変更には、以下のような理由があります:
- 幸運を引き寄せたい
- 病気やトラブルを避けたい
- 占い師や僧侶から新しい名前を勧められた
名前の変更は役所で手続きを行うなら簡単にできるため、何度も名前を変える人もいません。
5.結婚後の姓の変化
タイでは、結婚後に女性が夫の名前を使うのが一般的です。 ただし、伝統や家族の事情に応じて、結婚後も元の名前を使用する女性もいます。ことも許されています。これにより、家族の認識が自由に表現されるのです。
まとめ
タイの名前や「微笑みの国」というイメージには、歴史や文化、宗教的な背景が深くあります。表面的な印象だけではなく、その裏にある意味や価値観を知ることで、タイという国をより深く理解することができるでしょう。 次にタイを訪れる際には、ちょっと豆知識を話し合って、さらに豊かな体験を楽しんでみてください!
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